月15万円の追加収入も可能、AIを使った副業アイデア3つ

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AI(人工知能)に関して、よく使われる言い回しがある。あなたも聞いたことがあるだろう。「AIがあなたの仕事を奪うわけではない。AIを使いこなす人が、あなたの仕事を奪うのだ」というものだ。

いかにも陳腐に聞こえるかもしれないが、このフレーズに含有されている真実を見過ごしてはならない。なぜなら、それはあなたのこの先のキャリアや収入を得るチャンスに直接影響するからだ。

たしかに、今後勝利を収めるのは、AIを使いこなして自分の利益にする術を知っている専門職の人たちだろう。そして、あなたも今からその仲間に加わることができる。AIツール、特に生成AIが持つ能力を理解し、仕事の状況に応じて活用したり、副業やフリーランスの事業構築に応用したりするノウハウを身につければ、経済的な独立を確保し、本業以外のところで副収入を得られるようになる。さらにはパッシブインカム(不労所得や受動的な収入)を創出することも可能かもしれない。

■2025年、AIで収入を得る方法3選

どうやって収入を得ればいいのか、AIを使って月額1000万ドル(約15万円)の追加収入を得ることなど本当に可能なのか、疑問に思っている人もいるだろう。だが、心配は無用だ。すぐに実践可能な3つのアイデアを詳しく紹介しよう。

  1. デジタルプロダクトの制作

Canva(キャンバ)のAI生成テクノロジーを搭載した「マジックデザイン」などのAIツールを使えば、テンプレートやワークブック、ジャーナルなどのドキュメントを、ビジネスや健康、生産性といったテーマごとに特定市場やニッチ層向けに生成できる。

今は、誰もがデジタルプロダクトに目を向け、テンプレートやドキュメントをオンラインで販売・共有している。それだけに、自分なりの特徴を打ち出し、ほかにないプロダクトを制作することが肝心だ。単なるテンプレートの切り貼りや、誰かのアイデアを拝借したものではいけない。

販売するデジタルプロダクトにおいては、リアルではっきりとわかる価値を提供できるように心がけよう。設定した価格以上の価値をもたらすものを目指すのだ。そうすることで見込み客は、ほかの人のプロダクトではなく、あなたの作ったものを買いたくなる可能性が高まるはずだ。

「Vチューバー」コンテンツの制作
また、コーチングやコンサルティングなど、すでにあなたが提供しているサービスを補完する形で、デジタルプロダクトを売るのも良い方法だ。こうすれば、追加でさらに多くの収入を得ることが可能になる。

デジタルプロダクトは、Etsy(エッツイ)やShopify(ショッピファイ)といったプラットフォームで販売できる。たとえ単価が1つ5ドル(約750円)程度の少額でも、継続的に顧客がつけば、ゆくゆくは月額の売上高1000ドルを達成することもできる(月200個販売すれば、この額は達成できる計算だ)。

  1. 「Vチューバー」コンテンツの制作

内向的、あるいは極端に引っ込み思案な性格で、カメラの前で素顔をさらしたくない場合、Vチューバー(バーチャルユーチューバー)チャンネルは、AIを活用したオンラインでの収入源として完璧な選択肢だ。これなら、顔出しをせずに副業を営める。

では、Vチューバーチャンネルの立ち上げ方を、以下に説明しよう。まず、DeepSeekやChatGPTなどのAIツールを使って台本を生成し、ビデオの絵コンテを作成し、自らのチャンネル用のSEO計画を立案する。その過程では、AIを相談相手として、チャンネルの方向性、ニッチ、コンセプトを固めていくといいだろう。

次に、Pictory(ピクトリー)やElevenLabs(イレブンラボ)などのAI動画作成ツールを使って、コンテンツに合わせたアフレコ音声や動画クリップを制作する。

こうして立ち上げたチャンネルは、アフィリエイトリンクやスポンサーシップ、あるいはグーグルのYouTubeパートナープログラム(YPP)を通じてマネタイズできる。特に、これらの手法を組み合わせて用いれば、天井知らずの収益を得られる可能性もある。

  1. ショート動画の編集
  2. ショート動画の編集

最後にもう一つ、AIを用いた、大いに有望な副業のアイデアとして、ショート動画やインスタグラムの「リール」動画の編集がある。この場合、顧客として想定されるのは、ソーシャルメディアでプレゼンスを確立したいインフルエンサーやブランドだ。

具体的には、TikTokやユーチューブ、インスタグラム上のブランドやクリエイター向けに、60秒や90秒のショート動画を作るのだ。

長尺の動画をショート動画に作り替える機能を持つAI動画作成ツール「Descript」などを使えば、比較的短時間で、洗練された成果物を制作できるだろう。

収入の目安としては、それほど量が多くないショートコンテンツの作成ならば、制作料金として300ドル(約4万5000円)程度まで請求できるはずだ。編集やカットが必要な動画の量がかなり多ければ、この額はさらに高くなるだろう。

料金は、動画編集者としてのスキルや専門知識によっても変わってくる。また、さまざまな編集ソフトを駆使してプロレベルの質の高い成果物を作る能力にどれだけ熟練しているかも決定要因となる。

AIを利用したあらゆる活動がそうだが、AIツールを使う際には、「自分らしさ」を押し出したアプローチが肝心だ。AIはそもそも、人間の支えになるようなものではない。それを知らずに頼り切ってしまえば、作り出されものは、いかにもAIが作ったようなスタイルになり、独創性に欠け、偽物に見えてしまうだろう。しかも、不正確で誤った解釈を広めるリスクも高い。

また、このようなAIの使い方は、非倫理的で、クライアントに対する背信行為だ。彼らはあなたの専門知識に対して報酬を払っているのであり、自分たちでも簡単に生成できるものに対してではないからだ。時間をかけて、独自の専門知識や作風、知識を反映させ、コンテンツをより人間的で意味のあるものにするよう心がけよう。

AIの力を用いて、自らの手がける仕事の範囲を拡張すれば、本業の報酬以外にも収入源を作り、時間の経過と共に、収入の規模を拡大できるだろう。そうなれば、生活上の出費をまかない、借金を返済するための追加収入が得られる。まさかの時や、大きな買い物をする時に備える貯金もできるだろう。

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